先日から、税理士の飯野がオススメする「税理士のための百箇条-実務と判断の指針-」について、妻ユミコがまとめてみたシリーズを、お届けしています。
筆者は、税理士・公認会計士・弁護士の3つの資格をお持ちの、関根稔先生です。
先生が、各業界を見てきた視点で、主に若手税理士などに向けて「気付き」を与える目的で、執筆された本です。
わたしは将来的に税理士を目指しているので、少し早いですが、大先生からのアドバイスを先に読むことができる、貴重な機会にしていきたいと思っております!
今回は、第29 ミニマックス戦略としっぺ返し戦略です。
今回は、第17の取引の社会など他のいくつかの章と、特に繋がっているお話しだと思いました。
税理士の実務では、ミニマックス戦略やしっぺ返し戦略など、ゲーム上では損失を第一に考える手法を取ることで、結果的に得られる利益が大きくなる方法を選ぶべきであるという内容ですね。
税理士の様に、税法や課税庁からの通達により、明確にルールが決められている仕事でも、クライアントワークという仕事柄、単にルールを守れば良いというものではないなぁと、改めて学びました。
損失を出さない様に一番に考えるという手法を取ることで、結果的にメリットが最大化されるという視点は、実際に仕事を進める中で、実践していくのはなんだか素人的には難しそうだなとイメージしました。
ですが、実際に今後、税理士事務所の業務を勧めていくに辺り、タイミングが来たときには、この本を読み返し、実践していけるように心がけたいと思います!