先日から、税理士の飯野がオススメする「税理士のための百箇条-実務と判断の指針-」について、妻ユミコがまとめてみたシリーズを、お届けしています。
筆者は、税理士・公認会計士・弁護士の3つの資格をお持ちの、関根稔先生です。
先生が、各業界を見てきた視点で、主に若手税理士などに向けて「気付き」を与える目的で、執筆された本です。
わたしは将来的に税理士を目指しているので、少し早いですが、大先生からのアドバイスを先に読むことができる、貴重な機会にしていきたいと思っております!
今回は、第24 カッサンドラの予言です。
最終的に悪い結果になってしまったら、リスクヘッジをしておかないと、専門家がアドバイザーとして避難されてしまうのが、世の中であるといった感じの内容でしょうか。
会計事務所に勤めていると、たしかに、様々なアドバイスをする際に、何パターンか説明した上で、「最終的なご判断は社長の考え方次第かと思います。」といった会話を良く聞く様に思います。
実際に、自社の経営判断を行うのは社長なので、その会話は自然な会話だとは思うのですが、この章でいうところの、アドバイザーとしてのリスク管理にもなっているのだなぁと改めて気付きを得ました。
つまりここでいう、因果関係とアドバイスを切り離すということですね。