私の主な趣味の１つに水タバコ（以下「シーシャ」と言います）があります。このシーシャ、日本の世間様の常識に照らすと、本当に見た目が悪いので、日本に普及するまでに、かなり時間がかかったと思います。元々は、アルコールが飲めないイスラム教徒の方向けの嗜好品です。今の形になったのは、なんと８０年代、私が生まれたより後です。どこかの海外のカフェが糖蜜や香料を混ぜて出したらヒットしたのがキッカケのようです。その前は、本当に水をくゆらせたタバコでした。
Daiki55.comより無断転載（リンク貼るから許して）
私はシーシャ歴は１０年弱ですが。２、３年前に既にシーシャ屋さんが首都圏に２００店舗以上あり、東京や大阪では、オシャレな文化から普通の文化になっています。
最初のころは、女の子をシーシャ屋さんに連れて行ったら、非合法な集まりだと勘違いされて、帰ってしましました。
注意！これは、東京や大阪へ行ってシーシャ屋さんに行ったときに絶対にしてはいけないことなのですが、「これ麻薬なんすか？」「飛べるんすか？」とか冗談でも絶対に言ってはいけません。シーシャ屋さんは、このイメージにかなり苦しめられて来ましたし、麻薬とは全然別物です。
シーシャ屋さんは、シーシャを作ることに人生の全てをかけて、完璧にできなかったことに毎日傷つきながら、自尊心を維持しているので、それは言っちゃだめゼッタイ！
さて、まずはこの画像でシーシャの構造を理解してください。はい。さっぱりわかりませんね。
JTのサイトより 無断転載
では！こちらの動画をご覧ください。YOUTUBEでシーシャYOUTUBERの増加っぷりに驚きました。私がチェックしていたころは、１人しかいませんでした。今、なんか消えちゃってるみたいですけど、大丈夫かな。
私は、いままで、いわゆる普通のタバコ（シガレット）を１本も吸ったことがないです。臭いからです（フランスのジタンというのが一番臭い）。
私はシーシャはタバコだと思っていません。口に入れて鼻から出す、高濃度の香りで、味を感じるレベルのものという理解です。ただし、タバコの葉っぱのクオリティによって味の質が全然違うので、やっぱりタバコなの？とも思います。タバコはあくまで香りの質を上げる触媒で、メインは香料？うーんどうだろ、両方大事です。香料がベットリとして強いのはアメリカのものなのですが、私は中東製のものが好きです。アメリカのものよりも、中東のものの方が自然な感じがするからです。以上は、フレーバーと言われる味の元の話です。下の画像の赤いやつがそれです。これに直接、火をつけるのではなく、蒸し焼きにします（方法は大きく分けて３種類ですが。マニアックなのでやめます）。そして、そこから出てきた煙を水のフィルターをくぐらせて吸います。
また、作り手によって味が全然違います。シーシャ屋さんは職人です。お客様も店や人に付きます。レストランや美容師さんに近いと思います。シーシャの神様と言われる日本人がいるのですが、混んでしまうといやなので絶対に秘密です。最近なぜか混み始めた気がします。間違いなく世界一の美味しさ。日本人の職人気質とシーシャは合っていて、シーシャ職人世界ランクを作ったらトップ１０の中に３人は日本人が入ると思います。トップは圧倒的に秘密の人です。２位とダブルスコアくらいだと思います。２位が誰かはわかりません。でも、日本には上手い人がめちゃくちゃたくさんいます。私も自分で作りますが、全くの別物です。だから私はシーシャ屋さんに行きます。全く私の場合は依存性がないのですが、依存性患者のように行きたくなります。料理が大好きな人が、家庭料理で満足できず、レストランへ行くように。
オススメシーシャ屋さん 目的別
□オシャレに楽しみたい
→ 上野 AndU
□家のようにリラックスしてリーズナブルな価格で楽しみたい（元私のホームシーシャ屋、毎日のように行っていたときもありました。毎日行けるほど安かった。今は時間がかなり経過したので価格は不明です。）
→ 高田馬場 ばんびえん
中野にもあります。
□大阪のめっちゃ美味い店（混んでも私が困らないため）
名前は忘れてしまいましたが、私に作ってくれた方は世界TOP１０に入ると思います。
→ 大阪 RAS
□これをわすれちゃいけなかった。日本の元祖シーシャ屋、日本のシーシャ屋１号店です。美味しくないです。安いです。レジェンドとして紹介します。
→ 下北沢 シーシャ１号店（ホームページがないので紹介ページ）まだあるかな？たぶんある。
他にもたくさん特色のあるお店があるのですが、マニア向けなので、このへんで。
次回のシーシャ回は家シーシャになると思います。自分でグッズを揃えて、家で吸うことを家シーシャをいいます。私は家シーシャ派です。まともなシーシャ屋さんが、富士市にはないので。というか１件だけあったときに行ったら、私が作った方がずっと美味しいので、行く意味ありません。最近新しくできたバー兼シーシャ屋さんは、セッティングを見ただけで不味いのがわかるので、１度も行ってません。シーシャなめんなよ。シーシャ屋じゃなくてシーシャグッズレンタル屋兼炭焼き屋と名乗るべし。
シーシャ屋にリピートする人は、相当なマニア気質の人で、そういう人がお金を落としている世界のため、不味いと簡単に淘汰されます。儲けようと思わず、趣味でやっててください。
※マニア向けを１つだけ
□木製のパイプをレーバーごとに使い分けて、パイプにフレーバーの香りを染み込ませることでパイプを育て続けるお店。木製パイプが欲しい人は絶対行くべし！といっても、そんな人いないと思うけど。私は買いに行きました。ということは、たぶんその時は宅配してくれませんでした。とにかく、オーナーがいい人。どの国の人かは忘れました。日本人のホスピタリティを強くした感じの人でした。シーシャと日本が好きなんだなーと感じました。ここもめちゃくちゃ美味い。また行きたい。遠い。
→ 春日部 patisa
税理士のイイノを妻が語る。最近のおでかけ。渋谷のシーシャ屋さん。
