税理士のイイノの妻、ユミコが書いています。
****ここは前回までとおなじ****
今日からは私のブログとしては番外編的に、実家のある佐賀県について書いていこうと思っています。
というのも、この三連休~1週間程実家に帰省しているからです。(平日はちゃんとリモートでお仕事しますよ。)
何か史上最強の台風が来るかもしれないらしく、危ない所に自ら飛び込んでいる感じですが、台風も楽しめたら….と思ってるところです。
さて、佐賀県と言えば、きっと47都道府県でも目立たないランキングTOP10中の首位争いに入れそうな、目立たない県だと言えるでしょう。
ですが、地元の人しかしらない、おいしいものとか、良い物とかあるのは、他の都道府県と同じです。
****ここまでは前回までとおなじ****
ご紹介したい物や事がいくつかあるのですが、今回はそのうちの「有田焼」についてです。
わたしがECCとして九州エリアを担当していた時、佐賀県もそのうちの県のひとつでした。
色んなお客様を担当させて頂いていたのですが、印象深い店舗様に、有田焼のショツプがありました
それはこの窯元さん↓
↓ほんの一例ですが、こんな感じの洗練された器の窯元さんです。
この3つを選んだのは私の個人的な趣味なので、ぜひサイトに行ってみて、色んな器を全て見て欲しいです 笑 全部素敵ですから!
有田を訪問する度に社長や社員さんに色々と教えて貰ったのはなつかしい思い出です….
特に印象に残っていることを下記にいくつかに纏めてみました。
①200年の伝統を持つ文様と、現代の生活様式やデザインのコラボレーションが素敵な器
元々は、弥左エ門窯という、焼き物の町有田の中でも最大規模を誇る窯元が、当時の文様を活かしつつ、
現代の生活様式に合わせた機能やデザインを取り入れたのが、ARITA PORCELAIN LABさんの器なのです。
その証に過去の器と今の器の文様を比較した写真があるので、下記で見てみて下さい。
https://www.rakuten.ne.jp/gold/aritaware/yazaemon/
そして、なんといってもうれしいのが、実はこの器、電子レンジOKです。
見た目がおしゃれなだけではなく、使い勝手も良いのは間違いありません。
②繁栄と衰退に伴うスクラップアンドビルドを繰り返してきた町や窯の歴史
昭和の時代には、1970年代の第二次ベビーブームに人口が増加し、バブル経済でレジャーの市場が国内で拡大し、有田焼もそれに伴って、市場が拡大していました。有田焼は隣の県の波佐見焼などと比較しても、ブランド品としての価値が高く、実際に窯元の販売先となっていたのも、高級ホテルや旅館、結婚式の引き出物など、高価な食器として扱われてきました。それがバブルが弾けた後は、過去の栄華を思い出せないほどに衰退の一途をたどってきました。
そんな焼け野原の後に電車とタクシーを乗り継いで、楽天ECCとして有田町に降り立ったのが私だった訳です。(2013年)
タクシーの運転手さんに、バブルの時は良かったよ話をしてくれたことを思い出します。
そんな不景気感漂う町の中でも、めちゃくちゃ光を放っていたのが、このARITA PORCELAIN LAB でした。
元々弥左衛門窯の歴代の社長が、新しいことに積極的に挑戦する血筋だったらしく、今の社長さんも、この器の新たなデザインを開発したり、超おしゃれなカフェをショップに併設して作ったり、ECに力を入れたりと、とっても柔軟に色んなことに挑戦される姿勢が、印象的でした。
最近は、社長のFacebookから、佐賀県の有名旅館とコラボして、クラウドファンディングを行っていたり、未だに新しいことにどんどんチャレンジされているんだなと、こっそり応援しています。
↓マクアケの企画
「モダンラグジュアリーな有田焼の器で、日本三大美肌の湯 嬉野温泉の絶品プリンを」
↓色んな所でインタビューされていらっしゃいますが、最近の記事はこれみたいです。タイトルがめっちゃわかりやすい
「有田焼で200年続く老舗、7代目が下した決断とは? 民事再生を乗り越え、フランス・ゲラン社とのコラボも実現」
色んなタイプの社長さんがいらっしゃるので、何が良いとか悪いとかは、価値観にもよるのかもしれません。
ただ、ECCとしてモールが行う様々な面白マーケティング施策を店舗さんに実施しませんか?と提案する中で、
「一度試してみましょうか」というスタンスでいつも付き合って下さったことは、私にとっては、とても思い出深いことでした。
大概の器の店舗さまは、「うーん。ちょっと良いです。わかんないし。やったことないし。」みたいな反応だったので、
色々新しい試みに物怖じされない姿は、素晴らしいぜ!!といつも思っていました。
これは個人的な感想ですが、何より一緒に働いてて面白いですよね。色々新しいことできる方が。
余談ですが、前職で働いていた時に、超都会的な電通社員さんで、タワマンに住んでいるおしゃれなお姉さんキャラの方が、
上司の異動祝いに自分が好きだからという理由で、ARITA PORCELAIN LABさんの器をプレゼントしていて、マジで驚きました。
東京とかで人気なのは知っていましたが、こんな身近だけど離れたところでも、ファンが居るんだ!と感動したのを覚えています。
あと、未だに私はここのお茶碗でご飯を食べ、ここの湯飲みでお茶を飲んでおります。
昔購入させて頂いたのもありますが、自分の結婚式の引き出物も、ARITA PORCELAIN LABさんの器にしたからなのです。
もはや元担当のお客様ではなく、ただのファンです 笑
↓数年前に、ARITA PORCELAIN LABさんが有田町の旗艦店で開催されたイベントに参加した際に、自分で撮影した写真の一部です。
今日は、佐賀県の素敵な有田焼について、お伝えさせて頂きました。
もし器に興味のある方は、是非、5月の連休に毎年開催される、あの有名な有田陶器市においでください!
楽しいと思いますよ。好きな窯元とかがある方にとっては、確実に掘り出し物を買える、年1のチャンスです。
因みに直近では、有田陶磁器まつりっていうのも、秋には行われています。
佐賀インターナショナルバルーンフェスタとも時期が被っているっぽいので、ぜひこの時期に佐賀においでの皆さんにはお勧めです!
税理士の妻ユミコの話し。佐賀インターナショナルバルーンフェスタ。84万人が来場!?