これで安心!遺産分割協議書の作成と注意点 こんにちは。富士市・富士宮市の税理士飯野明宏です。 相続が発生した際、「誰がどの財産を相続するか」を話し合って決めることを遺産分割協議といいます。そして、その結果を文書にしたものが遺産分割協議書です。 この協議書は、預金の解約や不動産の相続登記、相続税申告などに必要不可欠な書類です。この記事では、遺産分割協議書の基礎から作成手順、注意点、やり直しのリスクまでを詳しく解説します。 📚 目次 第1章|遺産分割協議とは? 第2章|遺産分割協議書とは? 第3章|遺産分割協議書の記載方法と構成 第4章|署名・実印・印鑑証明書の重要性 第5章|遺産分割協議書の3つの効力 第6章|遺産分割協議のやり直しはできる? 第7章|まとめ:遺産分割協議書で相続をスムーズに 第1章|遺産分割協議とは? 遺産分割協議とは、被相続人が遺した財産を相続人間でどのように分けるかを決める手続きです。 被相続人に遺言書がない場合や、遺言に書かれていない遺産がある場合には、法定相続人全員の合意によって協議を行う必要があります。 協議が必要となる主なケース 遺言がない 遺言書が無効、または内容を変更したい 遺言に記載されていない遺産が見つかった…