目次 1 相続廃除とは?民法に基づく正式な制度 2 相続廃除が認められる条件(要件) 3 相続廃除の方法:生前廃除と遺言廃除 4 相続廃除の取消し 5 廃除できない相続人(対象外) 6 代襲相続と相続税への影響 7 まとめ:相続廃除は慎重に、計画的に こんにちは。富士市・富士宮の税理士の飯野明宏です。 「子どもに財産を相続させたくない」そんなケースでご相談を受けることがあるのが、「相続廃除(そうぞくはいじょ)」という制度です。 現在の日本の法制度では、正式な手続きなしに法定相続人の資格を奪うことはできません。 今回は、一定の場合、被相続人の意思によって法定相続人の資格を剥奪することができる「相続廃除」について、民法の規定を踏まえ、わかりやすく解説します。 1…