税理士の妻ユミコの話。エリザベス女王の逝去。ロンドンでブードゥー教を知る。

2022年9月23日
Posted in コラム

税理士のイイノの妻、ユミコが書いています。

 

*****************ここから途中までは、前回と同じ*********************

イギリスのエリザベス女王の葬儀が、数日前に行われていましたね。

今となっては遠い国のお話ですが、実は私はイギリスに1年弱、語学留学をしていたことがあります。

そのため、葬儀の行われたウエストミンスター寺院や、周辺の有名な建物たち(ビッグベンやロンドン橋)などを見て、あ~なつかし!!という気持ちもありました。

*****************ここまでは前回と同じ*******************************

 

前回までは、英会話をいかに身に着けようと動き回っていたかのお話でした。

今回は、更に番外編的に、ホストファミリーであるジャマイカ人の黒人ホストマザーが信仰していた宗教について書いていきます。

ホストマザーに何かのきっかけで、私がキリスト教徒でもないのに、バイブルスタディに教会に通っている話をしました。

そうしたら「私も毎週churchに通っているわよ。こちらの教会にも来てみない。」と誘われたのです。

主にお金のために外国人留学性のホストファミリーをしているホストマザーが、何かに誘ってくるのは珍しかったことと、知らない文化に触れたいという好奇心が強めな私は、何のためらいもなく、一緒に行ってみる!という決断をしました。

 

そして当日、ホストマザーの教会仲間であろう黒人の大きめの奥様方2人と一緒に、全員で確か4人で、ロンドンブリッジ近くの、公民館みたいなところに連れていかれました。鉄筋コンクリートでできている、図書館とか入ってそうな白い建物でした。

 

うーん。全然通っている、キリスト教系のALL SOUL CHURCHとは雰囲気が違うぞ。建物普通過ぎ。

 

と思って、その公民館みたいなところに入っていくと、白人の大きめなおばさんが教祖様らしく、信者の椅子が10数席並んでいる会場の前で、何かを始めているところでした。おばさんは、よく色んな宗教の人が付けている↓こういう布をつけて、白い衣装だったはずです。

 

会が始まると、信者の方が1人ずつその教祖のおばさんのところに行くのですが、そのおばさんが信者の頭に手をあてると、信者の方に何かが毎回起きて、凄い勢いで叫びだしたり、わめきだしたりし始めたのです…..なにこれ~このトランス状態。こわ!!っと思ってしまったことを覚えています。

 

で、その異様な雰囲気の中、ホストマザーに「ゆみこも行きなよ~?」と言われてその順番に並ぶ感じになったのですが、「やばい。これ私にも何かが起きて、霊が下りてきた感じの演技した方が良いのかな。」と悩んだ末、目をつぶって静かに何かが降臨したつもりの雰囲気を出しただけで、なんとかなった記憶があります 笑

 

ここで言葉だけで書くととてもちんけな感じになってしまったのですが、実際に、自分が知らない、恐らく自身にとっては特殊な宗教の施設に行き、霊が降りてきたみたいなトランス状態の人たちに囲まれた時の緊張感は、かなりのものでした 笑

 

後から調べて、ブゥドゥー教って、アフリカとかカリブ海周辺からの来た人が多いイギリスでは、みんな知ってる宗教だったんだ!と気づいた時に、やっとほっとしたくらいです 笑

 

ホストマザーはジャマイカ出身で、ホストファザーはバルバドス、息子も生まれはジャマイカだったので、祖先がみんなブゥドゥー教だっただけの様でした。

 

ちょっと古いですが、National Geographicで専門家の人が軽くこの宗教について説明している記事を見つけたので共有しておきます。

ハイチ、ブードゥーの信仰と地震

 

あと一応日本語のWikipediaもあったので載せますね。

ブードゥー教

 

上記のナショナルジオグラフィックの記事の下記と記載があります。

ブードゥー教とは複雑な霊的世界観を持った民間信仰で、奴隷貿易とともにアフリカから持ち込まれた宗教観念が分化したものです。アフリカ由来の宗教観念はブードゥー教以外にも、時の経過と共に新世界のさまざまな伝統の中に浸透していったのです。

 

私がロンドンで見たものはこれだった訳です。

つまり、元々はアフリカとかハイチとか、カリブの島々に存在していた民間信仰が、新世界であるイギリスの生活に溶け込んだ形に触れたということだと思います。

ただ、これは私の固定観念かもしれませんが、まだ自然の中で裸で暮らしている人とかが儀式を行っていても、あまり違和感ないのですが、(実際、ラオスの山奥とかで民間信仰っぽい儀式に出くわしたことあるけど、あ~ほんとにこんな感じなんだ程度の反応だった。)なんか、それがイギリスの近代的な新しめの公民館施設だと、完全にカルト宗教の集まりにしか見えなくて、正直めちゃくちゃ怖かったです 笑

 

世界ウルルン滞在記が大好きだった私としては、異文化体験は凄くうれしかったんですけどね!

 

おまけ

↓Wikipediaに載っていた、ブードゥー教の祭壇

 

飯野 悠美子

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