税理士の妻ユミコの話。エリザベス女王の逝去。ロンドンでボランティア。

2022年9月22日
Posted in コラム

税理士のイイノの妻、ユミコが書いています。

 

*****************ここから途中までは、前回と同じ*********************************

イギリスのエリザベス女王の葬儀が、数日前に行われていましたね。

 

今となっては遠い国のお話ですが、実は私はイギリスに1年弱、語学留学をしていたことがあります。

そのため、葬儀の行われたウエストミンスター寺院や、周辺の有名な建物たち(ビッグベンやロンドン橋)などを見て、あ~なつかし!!という気持ちもありました。

 

私が通っていたのは、Waterloo駅の裏、有名なKing’s College Londonの隣の、語学学校でした 笑

ヲォータールーは、ロンドン市街の中心地にあったので、全てのランドマークから近かったのです。

自分なりに色々考えて、ロンドンに居たのですが、近くの有名大学を見て、

「あれ、めっちゃ準備して大学にちゃんと留学すればよかった….」と後悔したのを覚えています。

 

まぁでも、海外に住む経験ができただけでも、18歳の私にとっては、価値があったのかなと未だになぐさめています 笑

 

それと未だにちょっと惜しかったなと思うのが、もっと現地で遊べばよかったということです 笑

語学を身に着けに来たんだから、安易に遊ばない!とか思って、割と真面目に英会話とか、英語の勉強とかに勤しんでしまったものの、後から考えると、なんか、勿体ない面がいくつかあったなと思ってしまいます 笑

 

さて、私が語学留学していたころ、有名大学に行ったり、単純に遊びまわる以外に何に勤しんでいたか。

それは、上記で書いた通り「生の英会話」に触れることでした。そのため、語学学校に毎日真面目に通うのに加えて、空き時間には、インターンやボランティア、家ではホームステイを敢えてすることで、英語を聞く・話すことを心掛けていました。

*******************************ここまでは前回と同じ*******************************

 

今日は、ボランティア活動を通じて、英会話の習得を試みていた時のお話です。

 

私は、自身が住んでいたCroydonにある、この↓ショップに、ボランティアとして、通っていました。

Oxfam London Borough of Croydon

 

↓上記、Webサイトより

 

ボランティアの活動内容としては、セカンドハンドで集まった商品を検品して綺麗にしたり、棚に陳列したり、

Oxfamがメーカーとして作っているFair Tradeのチョコレートを始めとした商品を並べたり、レジしたり、

所謂普通のショップ店員の仕事をしていました。

 

余談ですが、ボランティアではあるのですが、ランチ代として5ポンドを毎回貰えたので、

英会話の練習のつもりの私にとっては、ラッキーという気持ちだったことを覚えています 笑

 

パット見はさえないリサイクルショップですが、このお店を展開しているのが、この世界有数の国際NGOのイギリス支店↓

Oxfam GB

※GBは、Great Britain(イギリスのこと)

このリサイクルショップの売上が、そのままOxfam GBの貧困解決等の事業の資金になる仕組みです!

 

そして、更にその母体になっているのが、↓

Oxfam International

貧困を始め、様々な世界的課題を解決するために、億単位の事業を行っています。

 

オックスファムの日本語説明はこちら↓

オックスファム Wikipedia

 

(別件ですが…私は日本に帰国してから、Oxfam Japanでも学生インターンをしていたのですが、

2018年にまさかの解散をしていました…..悲

過去の情報をネットで探すと、1億以上の事業規模を誇っていた時もあった様ですが…..悲)

 

さて、Ofxam Croydonでのお話に戻ります。

 

印象として残っているのは、周辺地域の人が、本当にチャリティーとかボランティアの精神を自然に持っているという点です。

Croydon自体が、ホワイトカラーよりも、黒人や中国人、インド人などの有色人種が多い地域だったこともあり、

私が一緒に働いていて、よくシフトが一緒だったのも、まさに黒人の若者と中国人のおばちゃんでした。

二人共この辺で別途自身の仕事は持ちながら、土日はボランティアにあてているという感じでした。

今思い出しても、この二人はただの良い人だったなと思います。

 

特に印象深かったのが、黒人の若者ジョンに対して「何でこんなとこでボランティアしてるの?」と聞いたら、

「貧しい人のためになりたいから。」

と、何の違和感もなく答えていました….

 

ジョンは地域の給食センターでプロパー社員として働いている20代位の男性でした。

彼は、平日も働いて、その上ボランティアでショップ店員て…..しかも、一切の他の狙いがなく、純粋な気持ちで取り組んでいる様子….

 

こんな小さなショップでの何気ない会話に私は、

「英国って、戦争の時宗主国側だったから植民地支配の責任問題とかもあって、ボランティアの文化あるのは本とか読んで知ってたけど、

特に裕福とかそういうのじゃなくても、そういう歴史関係なさそうな人でも、近所で気軽にボランティアみたいなのが浸透してて、すごい!!」

と思った記憶があります。

 

noblesse obligeの精神が根付いているんですね….

 

※ノブレス・オブリージュ(noblesse oblige) Webサイトより参照

19世紀にフランスで生まれた言葉で、「noblesse(貴族)」と「obliger(義務を負わせる)」を合成した言葉。財力、権力、社会的地位の保持には責任が伴うことをさす。身分の高い者はそれに応じて果たさねばならぬ社会的責任と義務があるという、欧米社会に浸透する基本的な道徳観である。法的義務や責任ではないが、自己の利益を優先することのないような行動を促す、社会の心理的規範となっている。また、聖書の「すべて多く与えられた者は、多く求められ、多く任された者は、さらに多く要求される」(『ルカによる福音書』12章48節)に由来するとも言われる。

 

英会話の練習に加えて、地域の活動に中長期的に参加することで、異なる国の風土も勉強できて、とっても良い経験になったな!と思います。

是非皆さんも、機会があったら参加してみてはいかがでしょうか。

英語の勉強だけでなく、ボランティアで人にやさしくする活動を行うことで、オキシトシンという幸せ物質が出る事も、脳科学で立証されているらしいですよ!

良い事尽くめですね!

 

飯野 悠美子

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