インターネットの速度、うちの近く最近おそすぎ問題

2022年9月2日
Posted in コラム
2022年9月2日 飯野悠美子

最近、うちの事務所の周りのインターネット回線の速度がめっちゃ遅いです。

なんなんでしょうか?

最初は、私が1階2階3階と一気通貫のwifiメッシュというモノを設置し、めっちゃIOT化したから遅くなったのだと思っていました。


理論値1Gbpsなのに、3Mbpsとかでした。つまり、1秒間に3メガしかデータがダウンロードされません。これではYouTubeもまともに観られません。

妻に聞いたら、家でもそうだというのです(新婚当時、格闘プロゲーマー御用達の某プロバイダです。半年待ちでした。)。地域の問題でしょうか。私は仕事に集中するために事務所の2階で寝起きしており、寝る時だけ別居をしています。

これはもうどうしようもない、と思っていたら、お世話をしてくれている会計ソフトのベンダーからやる気のない営業がありました。追加で月600円しかかからないので、やる気がないのがミエミエでした。でも、私は聞き漏らしませんでした。「これだ!」と思いました。

今の回線速度に不満がない方にとっては無視していいことです。私はパソコンやインターネットが遅いと、非常にストレスを感じるデジタルネイティブ世代に半分足を突っ込んでいる世代です。

 

それは、「IPv6というモノ」です。ニフティOCNが提供しているようです。他にもあるでしょうが、知りません。ちなみに、私、インターネットの通信機能を7階層に分割したモデルの概念的理解以外の分野はからきしダメです。聞かないでください。一応物理情報工学科卒ですが。真面目に勉強していません。通信機能7階層分割モデルは、ネット関係の人なら誰でも知っている基本的なことです。そのため、私の以下の記述の理解は非常に薄いものです。素人すぎて恥ずかしいですが、感動したので書きます。

(参照biglobe

IPv6? なにそれ、名前聞いただけでヤダ、という方も多いと思います。簡単にいうとインターネットの種類が違います。IPv6自体は、元森首相(在任期間平成12年7月4日~平成13年4月26日)がIT革命をイット革命と言った時に、すでに原稿を棒読みしていて、国会中継の切り取りをニュースで見て、へーそうなんだ、と記憶しているので、そのくらい昔からあります。

まずIPの説明から、IPはインターネットの住所です。例えば、今日本でメインのIPはIPv4です。「255.255.255.192こんなやつです。これだと何が問題かわかりますか?

住所が42億9496万7296個しか作れません。人口が70億人、近い将来、絶対に足りなくなりますよね。日本だと使っているのは1人1個だけじゃないですし。

少なくとも元森首相の在任以前に、「IPv4だと、足りなくなる。まじやばい。」というのは明らかになっていて、「増やすしかない。もうつくちゃったインターネットの仕組みを抜本的に変えてでも」と誰かが考えたのです。そこでIPv6だと、なんと、3.4×10の38乗個、約340澗という見たことのない桁の数字まで住所を増やせます。住所の表記を省略しないと「2001:1111:2222:abcd:0000:0000:0000:0000」という感じです。基本的に今はIPv6前提で全て作られていると想像しています。

回線速度を気にしない人も、そのうち気づかぬ間に全部IPv6になるので安心してください。今はIPv4とIPv6が混在しているのでIPv6 over IPv4という仕組みでIPv4の世界へIPv6でつなげるような工夫が今はなされているようです。

とにもかくにも、回線が混雑する場所を回避できるということらしいです。

 

最後に言いたいことは、YahooBBありがとう!孫正義ありがとう!です。「無料でーす」と言ってルーターを配った2000年代初頭がなければ、今の日本でのインターネットの普及はなかったです。もしなければ、2022年、既に日本は衰退しきっていたでしょう。機械とハンコの支配する退廃したスラムが沢山あるスチームパンクみたいな世界でカッコよかったかもしれません、たぶんカッコ悪いけど。でも、サザエさんの波平さんみたいにパソコンを使わずに働きたかったなー。

衰退することは決定事項なのですけど、孫正義、延命してくれてありがとう!なぜ衰退するかというと、GDP(国民総生産)は人口が減ると減るからです。日本の人口は、2060年には8700万人です。

この種類の情報は、実はビジネスにおいて最も重要な情報です、これは間違いない。なぜなら、①未来のことで、②確実なこと、だからです。ビジネスの要は未来を読むことですが、確実な情報ほどありがたいものはありません。

 

・少しだけ前回の補足

前回透明化の革命が来るということを述べました。

むかしむかし、公認会計士の世界は、お昼からお酒を飲み、ゴルフをして、ハンコだけ押すしごとだったらしいです。今は寝る間もなく忙殺されています。上場企業は決算書を中心に沢山の情報を公開しているのですが(EDINETでみれます)、エンロンという企業が2001年に粉飾決算を行った末破綻、これに米国の監査法人が加担していたと一時思われ、アーサー・アンダーセンという超一流の会計事務所(変な国以外の全ての国に事務所があったはず。私の古巣のPwCは155カ国にあります)が全世界で消滅しました。その結果、決算書を信じて株を買った人が大損しました、金融機関も大打撃を受け、自殺者も出たでしょう。そんなのだめでしょ?ウソだめでしょ?おまえ殺すでしょ?となったわけです。そのくらい、情報の開示と信頼性というのは重要なのです。今は人海戦術で死人を出しながら行っていますが(証憑が紙だからですよ!)、それが技術的に解決されるのなら、これほど良いことはありません。

税理士もAIに仕事を奪われると言われていますが、本当に心の底から奪ってほしいです。残念ながら奪えないんですけど。AIって人口知能じゃないんで、ただの気の利いたフィードバック回路でしょ?AIってSFですよ。サイエンスフィクション。そんなの信じちゃだめです。

万が一、奪ってくれたら、人間の税理士にしかできない仕事に集中できます。

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