私は、クラウドアプリオタクです。これは、自称ですが。多分かなりのものです。
ビジネスでアプリを選ぶ基準は実は単純です。
【アプリの選び方】
1 無くならない
これ、めっちゃ重要です。よくわからないベンチャー企業は突然なくなることがあります。ただ、大きい会社にアプリが会社ごと買われることもあるので、アメリカの著名なベンチャーキャピタル(ベンチャーに出資をして株式を入手し、上場や転売して儲ける業態)が投資しているようなベンチャー企業のアプリは使ってもよいと思います(下記参考参照)。
2 動きが良い、触って気持ちが良い、見た目が好き
これは、無くならないの次に重要です。動きがモッサリしてたり、ダサかったり、触ってイライラするアプリは触らなくなります。無料版を実際に触ってみましょう。無料版がないアプリは候補から外して良いと思います。自信がない現れだと思います。
3 創業者が天才プログラマー
プログラムが書けないような人が創業者や社長をやっているアプリはだいたいダメです。機能よりも売れることを重視していると思います。
【おすすめアプリ】
1 Google Workspace https://workspace.google.co.jp/intl/ja/
2 Office365 https://bit.ly/3CfGdpV
これが無いと仕事になりません。
この2つは当事務所では両方使っています。エクセルやワードをあまり使わない企業は1だけで良いと思います。1の中のカレンダーはもうないと生きていけません。GmailやKeep、Meet、Driveもすごいです。Office365はダウンロード版が良いです。エクセルやワードは、クラウドではなくパソコン上で動かした方が圧倒的に速いですし、本家エクセルに慣れてしまっているので外せません。課金推奨。
3 Slack https://bit.ly/3AwIdJg
コミュニケーションの主要ツールです。
最近、セールスフォースに2.9兆円で買収されたチャットツールです。上記アプリの選び方に照らして選ぶと、チャットツールの中では、これ一択です。Microsoftのteamsに営業力で押されていますが、私はSlack以外のチャットツールを私のパソコンに入れたくありません。たまに、teamsでコミュニケーションをしましょうと言われることがありますが、「この人、センスねーな」とも思いますし、一回使ったらアンインストールします。クラウド会計のfreee社ではMeta社(旧facebook)のチャットツールを使っているようですね。https://about.facebook.com/ja/technologies/workplace/ 気になるところですがSlackで満足しているので、使いません。これからチャットツールを使う方はSlackとMetaのWorkplaceを比較して選ぶと良いと思います。チャッ〇ワークやラ〇ンワークスに手を出すのはオススメしません。課金推奨。
4 trello https://bit.ly/3T09aw1
5 Asana https://bit.ly/3CjEhwK
タスク管理ツールです。
きちんと使うと、誰が今何をやっているかを経営者が管理することができるようになります。私は挙動はAsanaが好きなのですが多機能すぎて使いこなせませんでした。trelloも使いこなせませんでした笑 理由は、妻がアプリをいじるのが好きで、非常に複雑な使い方をするからです。trelloはきちんとルールを決めて再度復活させる予定です。コミュニケーションはSlackで、仕事名、担当者、締切り、だけしか使わない。これで私も使えます。trelloの中でコミュニケーションをされても気づきません。課金推奨。
【ここからはレアなオススメアプリ】
6 Spatial chat https://www.spatial.chat/ (注意 全部英語)
複数拠点で仕事をしている方にオススメです。まるで、1つの部屋で仕事をしているようにコミュニケーションできます。
コミュニケーションは経営のキモなので、このようなツールは必須です。このツールのすごいところは無料なところです。
うちは2階と3階を1つのフロアとして使う構想をしているため、現在実験中です。今は、私がいる2階と3階の執務室をつないています。
7 DeepL https://www.deepl.com/ja/translator
翻訳ソフトです。これを使ってから英語を読まなくなりました。完璧に日本語訳してくれるからです。
当事務所は私だけ課金してchromeのアドインを入れて、翻訳したいところはすぐに翻訳できるようにしてあります。これで、英語サイトも怖くありません。英語で書かれたサイトが世の中ほとんどです。このアプリ前は、がんばって英語で読んでいましたが、今は全く読まなくなりました。欲張らなければ無料です。
8 Scrapbox https://scrapbox.io/
共有メモです。似たようなメモが自動でオススメされて「もしかして探してるメモこれ?」という感じで、オススメに出てきますし、Markdown記法にも対応しているので、慣れると複雑な記載も簡単にできます。個人使用は無料です。
9 airtable https://www.airtable.com/
空気のようになっていて忘れていました。今、私一押しのアプリダントツ1位はこれです。
データベースソフトairtable。使い方は無限大。qittaか何かで使い方のバリエーションを調べて使ってください。なんでもできてしまって、説明が困難なので省きますが、めっちゃ便利です。google で検索してアイデアを探してみてください。ある程度までの利用は無料です。
10 Teamviewer https://www.teamviewer.com/ja/
他のパソコンが遠隔操作できます。個人利用は無料です。
既にかなり普及しつつあります。電話で話ながら、相手のパソコンを直接操作するということは当たり前になっていますね。
以上が、会計関係以外で当事務所で使用しているアプリの全てです。
あそうだ、ブラウザはchrome一択ですよ、重くてメモリを食うので16Gか32Gのパソコンにしましょう。
(参考)ベンチャーキャピタルについて
ベンチャーキャピタルは儲けなければいけません。上場まで付き合ってくれるだけがベンチャーキャピタルではありません。会社の成長に応じて、得意としている段階にだいたい特化しており、株式の転売が主のベンチャーキャピタルもあります。そこに投資されているアプリは無くならない可能性が高いです。ちょっと前まで、怪しいベンチャーキャピタルがタケノコのようにニョキニョキでてきたので、注目すべきはアメリカの著名なベンチャーキャピタルだけです。
これらが出資しているところは堅いと思います。
- アンドリーセン・ホロウィッツ
- セコイア・キャピタル
- Yコンビネーター
あとは、日本の大手事業会社がベンチャー投資をしているCVC(Corporate Venture Capital)が投資しているところも、まあまあ堅いです。