インボイス制度をまじめにかんたん・ぜんぶ解説 – 1かんたんな消費税の仕組み

2022年12月5日
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2022年12月5日 管理人

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かんたんな例で、我々がお店に払った消費税を、誰が国に納めているのか?を解説。この例を通じて、消費税の仕組みを説明します。インボイス制度を理解するうえで、前提となる内容です。

【文字おこし】

こんにちは。税理士のイイノでございます。

皆さん、普段、お店で、お買い物しますよね。

ホワイトボードの一番右側が、普段、お買い物をする時の皆さん、だと思ってください。

そのすぐ左。小売と書いてあるところ、普通のお店、スーパーマーケットとか、そういうやつですね。

2,200円お買い物しました、

そのうちに、2,000円は、商品の代金で、200円は消費税、というのは、すぐ分かると思います。10%の消費税ですから。

 

皆さんは、直接、国にお金を納めてるわけではなくて、お店に消費税を払ってるわけですね。

実際に、国に、消費税を納めているのは、一体誰なのか?とうことなんですけれども。

左側からメーカーがありまして、その次に卸=問屋さん、それから小売があって、最後に皆さん、普段、お買い物をする皆さんところに、届く、というようなに

このホワイトボードでは、なっています。

じゃあですね。

まず、一番左側のメーカーですね、物を作ってる会社。

今回簡単に説明するために、メーカーはどこからも仕入をしていない、というような前提で説明をしようと思います。

とんなそんなことありえないんですけども、そうだとしましょう。

メーカーはですね、何もないところから物を作って、卸に1,000円。消費税付きで、1,100円で売っています。

卸はそれを1,650円、1,500円と150円を足した、1,650円で売って、

小売ですね、普通のお店は、皆さんに、それを2,200円、2,000円の商品の代金と200円の消費税を足して、2,200円で売っているということです。

そうするとですね、メーカーは1,100円で卸に、売ってるわけです。

ということは、消費税100円が含まれてますよね。まず、メーカーはこの100円を国に納めてます。

その次に、卸なんですけれども、小売に1,650円で売っているので、そのうち150円は消費税を預かっていると。で、メーカーに払った100円を引いて50円を国に納めています。

小売は、消費者に2,200円で売って、そこに200円分の消費税が、含まれていて、卸から1,650円で買っているので、その中に(消費税が)150円含まれていて200円から150円を引いた50円が、消費税になっています

メーカーが国を納めた100円と卸が国に納めた50円、それから小売が納めた50円これを全部足すとですね、一番右側の消費者の下の方に書いてある負担額、実際に負担をするのは購入した人なんですけれども、100円+50円+50円=200円になっていて、消費者が負担しているというような構造になっています。

 

これが消費税の計算の仕組みなんですけども、重要なのはですね、

卸は、メーカーから仕入れた時に払った金額ですね、100円を引いていて、小売はですね、卸から仕入れた時に、150円払ってますから、それについては引いている、ということなんですね、この事実。卸は150円から100円を引いてます。小売は200円から150円を引いている。

 

この引いているっていうところが、今回のインボイス制度の非常に重要な点ですので、まずは、これきっちり覚えていただきたいと思います

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