税理士の妻ユミコの話。ラオスのはなし。それどこの国?

2022年9月30日
Posted in コラム

税理士のイイノの妻、ユミコが書いています。

 

最近まで私がイギリスに留学していた話など、色々と私の個人的な人生を振り返るブログを書いてきました。

なぜなら、最近は専ら、夫の税理士事務所で働くことに集中していて、色々な意味でリアルタイムに話せることが少ないからです 笑

ブログに書ける位の体験・経験を普段からもっと増やさないとな~、成長しないとな~と自分を鼓舞するきっかけにもなっています。

 

さて、そんな中でも、まだ過去振り返り系ブログになってはしまうのですが、今回のテーマはラオスのお話です。

私は学生時代、具体的には学部~大学院まで、ずっとラオスという東南アジアの小さい国が、研究の対象国となっていました。

実は、ラオス語も一応読めます。と言っても、意味は辞書で調べないともはや何一つ出てこないので、発音できるという意味ですが….

 

今日から数回に渡り、ラオスシリーズのブログを書いていきたいと思います。

今書こうかなと思っているのは、下記の様なトピックです。

 

①ラオスってそもそも何?

②アジア体験コンテストの賞金でラオスの村に行ったときのはなし

③ラオスで図書館活動している日本のNGOの活動を見てきた時の話

 

私の立場的には、日本人の中では比較的ラオスについて詳しい部類だとは思うので、ラオスの説明は抜きにして、②③辺りを当初書こうと思っていました。

ですが、良く考えたら、ラオスとか皆さん知らないですよね?w

私が学生だった2006年~2013年より後のラオスの知名度が、著しく上がった話は聞かないので、やっぱり説明は必要だと気付きました。

 

 

ラオスというのは、東南アジアの真ん中にある、人口少な目の目立たない国です。

 

↓外務省のWebサイトより。国旗と地図。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/laos/index.html より

 

国旗は形は日本の国旗と似ています。

地理的には、上記の通り、東南アジア唯一の内陸国(海に面していない)で、海の代わりにメコン川があります。

通貨はキープ、言葉はラオス語、主要民族はラオ族+50弱の少数民族で構成されています。

主要な産業は農業で、日本人から見ると、タイの田舎って感じかもしれませんね。

 

社会主義国家で、ベトナムや中国と仲が良く、経済や政治など、未だに様々な面で影響を受けています。

ラオス – Wikipedia

 

1800~1900年代には、フランスの植民地だった時期もあり、「田舎のフランスパンが世界一美味しく食べれる場所」と紹介している旅行ガイドもある位、未だに仏の影響も垣間見られます。特に、パトゥーサイという大きな門が、首都ヴィエンチャンにあるのですが、フランスの凱旋門をモデルに建設されており、今も観光資源として活用されています。

https://rtrp.jp/articles/57179/ より

 

観光地としては、首都のヴィエンチャンと古都のルアンパバーンが有名です。

ヴィエンチャンでも有名なのが、このタートルアン寺院です。

https://www.travel.co.jp/guide/article/16360/ より

 

古都ルアンパバーンは、確か2000年代前半位に、欧米のTime誌で行ってみたい場所No.1に選ばれたはずです。

街ごと世界遺産にもなっています。

https://tabicoffret.com/article/2502/ より

 

あとは、食事はもち米で、カオニャオと言います。

ラープという味付け肉と一緒に食べると、香草やピリッと感が、とてもおいしいです。

https://avocadopesto.com/minced-meat-herb-salad-laap-recipe/ より

↑現地でたべると、もっと素朴な感じのが出てくる場合が多いです。

 

あとはラオスのイメージを掴んでいただくなら、女性の正装である、シンというスカートが特徴的かもしれません。

https://textile.lulalao.co.jp/blogs/lao-life-and-culture/daily-traditional-costumes より

 

 

と、ベタな説明をしてきましたが、ここで私がなぜラオスを学生時代に対象国に選んだかを簡単に説明しておこうと思います。

 

実は、このラオスは国連が定める”最貧国”です。

最貧国の定義はこちら→ ユニセフ基礎講座「貧困」をはかる指標

文字のごとく、世界で見ると経済面や、教育の普及面など、いくつかの定められた指標面で遅れを取っている国ということです。

 

わたしが中2の時に9.11が起きたのですが、多感な時期に受けた影響が大きく、それ以来、世界の貧しいと言われる国や、開発途上国に興味を強く持つ様になりました。それがきっかけで、大学・大学院時代には国際協力学専攻というところで、その興味をフィールドワークを通じて、突き詰めていたんですね。

 

いまの自身の環境とは繋がりのなかなかない世界になってきていますが、機会があれば、今後もまたその経験を活かせたら良いな~なんて思っております。

ただ、そもそも最近は、海外への興味はありますが、まず日本が貧しくなっていくという心配も日に日に大きくなっていますので、まずは足元の会計事務所を通じて、日本経済に貢献するという仕事を地道に頑張っていかなければ!とも同時に思っています。

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税理士の妻ユミコの話。ラオスのはなし。コンテスト入賞。

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