目次 1 孫は相続人になれるのか?民法上の基本ルール 2 孫に財産を渡す3つの方法 3 相続以外の方法で孫に資産を承継する 4 税務上の注意点と落とし穴 5 富士市・富士宮市の相続事情と当事務所の支援体制 6 まとめとアドバイス こんにちは。富士市・富士宮の税理士の飯野明宏です。 最近、「子ども以外に孫に財産を遺したい」というご相談が増えています。「孫の教育資金の足しにしてほしい」「子には十分与えたので、次は孫に」「老後の安心材料として遺しておきたい」──そんなお気持ちを持つ方にとって、孫への遺産相続は重要なテーマです。 しかし、注意すべきは、孫は原則として法定相続人ではないということです。対策をしないままでは、孫に財産が渡らない可能性があるのです。 本記事では、孫に財産を引き継がせるための具体的な方法と、それぞれの税務上の注意点について、富士市・富士宮市を中心に相続税申告を行う税理士として、現場で得たリアルな知見も盛り込みました。 ぜひご自身やご家族の将来設計にお役立てください。 1. 孫は相続人になれるのか?民法上の基本ルール…