コラム, 相続を知るコラム 27 10月 2022 相続税申告での重要論点「名義預金」もし、税理士が、相続人から入手した金融機関の残高証明書だけを使って、そのまま申告をしたら、かなり特殊な相続を除き、ほぼ現預金の相続財産に抜けがあると思います。(中略)いわゆる「名義預金」と言われるものがあります。簡単に説明すると、お亡くなりになった人以外の名義になっているけれども(通常は、他の人の口座に入っています)、実際は、お亡くなりになった人の財産である預金のことです。 飯野悠美子
コラム, 相続を知るコラム 23 10月 2022 特別国税調査官による相続税・贈与税の調査実態 令和1事業年度分注目すべきなのは、相続税の重加算税の賦課率です11.2%と10%を超えています。特官のターゲットとなったもののうち、仮装隠蔽、つまり「悪質」と判断された人が10%超もいるということです。個人的には、「大変な思いをして、蓄財した資産について税金をとられたくない。代々引き継いできた財産を守りたい。」という気持ちはとてもよくわかります。しかし、私は税理士です。税法どおりに相続税の申告をすることが仕事です。個人的な観点、あるいは、税理士としての観点、いずれの観点からであっても、この数字を見ると、「悪質」とみなされる申告であったり、無申告はやめておいた方がよいということが、よくわかります。 飯野悠美子
コラム 11 8月 2022 経営者が落ちがちなダークサイド経営者が落ちがちなダークサイドは、儲かることや自分の事情や欲を優先し、法律違反をしてしまうことです。法律違反だけではなく、契約違反、重大な約束違反もそうです。 飯野悠美子
コラム 02 4月 2021 税務署提出書類で押印は原則不要!例外的に必要な書類は何?税務署窓口における押印の取扱い、についてです。政府方針により、税務署では、実印及び印鑑証明書が必要な手続を除き、押印義務が廃止されます。押印が必要な手続で、注意が必要なのは、次のものです。 飯野悠美子