【税理士解説】亡くなった方が勤務先から受け取るはずだったお金の税金はどうなる?給与・賞与・退職金・弔慰金について ご家族が亡くなられた際、勤務先から、亡くなった方が受け取るはずだった給与や賞与、そして退職金や弔慰金などが支払われることがあります。これらの金銭が、受け取ったご遺族にとって相続税や所得税の対象となるのか、分かりにくいと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。 これらの金銭がどのように課税されるのかについて、分かりやすくご紹介します。 📚 目次 第1章|亡くなった方の給与・賞与の税金 第2章|亡くなった方の退職金の税金 第3章|勤務先から支払われた弔慰金の税金 第4章|まとめ 第1章|亡くなった方の給与・賞与の税金 死亡後に支給期が到来したもの 相続税の課税対象(本来の相続財産) 所得税は課税されない 死亡後3年経過後に支給が確定した場合は一時所得として所得税課税 死亡前に支給期が到来したもの 被相続人の所得税対象(準確定申告) 源泉徴収税が控除され、かつ相続財産にも含まれる可能性 …