目次 1. なぜ「相続税の専門院」を始めたのか? 2. そもそも「相続」とは何か? 3. 相続税の専門家とは? 4. 実務で磨いた「相続税の専門性」 5. 相続税のプロの見分け方 6. 相続の不安を安心に変えるために 7. おわりに|新富士駅前から、安心の相続を 富士市・富士宮市を中心に 相続税申告や生前対策のサポートを行っている、税理士・公認会計士の飯野明宏です。 このたび、私が代表を務める「飯野明宏税理士公認会計士事務所」は、新たに【新富士駅前 相続税の専門院】というサービスを立ち上げました。 より専門性の高い支援を提供することで、「相続」という一大イベントに直面する地域の皆さまに、安心と信頼をお届けするための体制強化です。 本記事では、サービス立ち上げの背景や、相続税の専門家とはどんな存在か、そして「相続」とは何かをわかりやすくお話ししながら、相続税のプロを見分けるための視点についてもご紹介します。 https://iinotax.com/blog/9263/ 1 なぜ「相続税の専門院」を始めたのか? 相続税や譲渡所得といった「資産税」に強みを持つ私ですが、これまで地元・富士市や富士宮市において、その専門性を十分に提供できていない現実がありました。都会の一流事務所で培った知識と経験を、地元の皆さまに活かしきれていなかったのです。 「もっと皆様のお役に立ちたい!」 そう強く感じたことが、今回のサービス立ち上げの原点です。 相続税は、単なる数字合わせの税務ではありません。故人の想いを受け継ぎ、遺されたご家族の将来を守るための“人生に関わる”税務です。高度な法的知識、複雑な財産評価、そして人間関係への配慮が求められる非常に繊細な領域です。 この相続税業務に本気で取り組むためには、「専門院」として、地域に根差した中にも、専門性とスピードを両立する組織が必要でした。それが【新富士駅前 相続税の専門院】なのです。 2 そもそも「相続」とは何か? 相続とは、一言でいえば「亡くなった方の財産を、遺された方が引き継ぐ」ことです。 法律的には、民法に定められています。民法第5編「相続」(第882条以降)において、誰が相続人になれるのか、どのように財産を分けるのか、遺言がある場合はどう取り扱うのか、といったルールが細かく規定されています。 しかし、一般の方が相続を経験するのは、一生に2〜3回がせいぜいです。そのたびに一から学び直すことになり、精神的・経済的な負担も大きいものです。 だからこそ、「専門家の支援」が必要なのです。 3 相続税の専門家とは? 相続税を扱う税理士の中でも、真に専門性を有する人材はごく一部です。 税理士試験には「相続税法」という科目がありますが、それはあくまで税務上の論点に過ぎません。相続の全体像を理解するには、民法や不動産評価、判例知識など、幅広い分野の学習が必要です。 税理士として、そして相続を扱う専門家として、法的思考力は不可欠です。なぜなら、相続では税法だけでなく、民法や登記法、不動産の実務まで絡む場面が多いからです。机上の知識だけでは、真の相続対策はできません。 4 実務で磨いた「相続税の専門性」 私は以前、東京にある資産税専門の「東京シティ税理士事務所」で実務を積みました。ここで私は、相続に関する複雑な申告業務や調査対応を数多く経験しました。 特に印象的だったのは、隣に座っていた先輩税理士の存在です。彼は司法試験に挫折したものの、その思考力を武器に、税理士試験を軽々と突破。まさに「法と税の両輪」を持つプロフェッショナルでした。 そんな中で、「お前は、そんなことも分からないのか?」と何度も叱咤されながら、悔しさをバネに学び続けました。あの厳しい環境があったからこそ、今の自分の基礎があると確信しています。 5 相続税のプロの見分け方 では、どうすれば本物の相続税の専門家を見分けられるのでしょうか? 1. 税法六法を使いこなしているか? 相続税のプロは、「税法六法(法令・通達集)」を頻繁に引いています。インターネットで調べるだけの対応ではなく、法令そのものを素早く引けることが重要です。 2. 有名判例に通じているか? 税法は「前例主義」の世界です。つまり、最高裁判例などの解釈を理解していなければ、正しいアドバイスはできません。プロは、判例を暗記してはいませんが、常に最新の裁判例とその影響を把握し、判断根拠として引用できる状態にあります。 3. 毎年、最新の書籍や資料を更新しているか? 相続税の実務は、年々変化しています。税制改正、通達の変更、評価基準の見直しなど、キャッチアップが欠かせません。「数年前の知識」で仕事をしている税理士では、最新の対策や正確な申告はできません。 6相続の不安を安心に変えるために 相続は、人生の中でも大きな出来事です。そして、多くの人にとって「突然やってくるもの」でもあります。 そのとき、あなたの隣にいる税理士が、本当に信頼できる専門家かどうかは、その後の家族の未来を左右するほど重要です。 私たちは、「相続という大切な時間」に、誠実かつ専門的に寄り添う存在でありたいと思っています。 おわりに|新富士駅前から、安心の相続を 「新富士駅前 相続税の専門院」は、富士市・富士宮市の皆さまが安心して相談できる場所を目指して、今日も全力でサポートを行っています。 初めての相続税申告で不安な方 将来に向けて生前対策を検討されている方 他の事務所で不安を感じたことがある方 どんなご相談でも歓迎です。まずは一度、お話を聞かせてください。 この記事を書いた税理士 飯野明宏税理士公認会計士事務所 代表税理士 飯野 明宏 東海税理士会富士支部所属 登録番号:127320号 公認会計士協会東海会 登録番号:31555号 静岡県富士市横割出身。静岡県立富士高校を卒業後、慶應義塾大学理工学部を経て、早稲田大学大学院会計研究科でMBAを取得。 大学院修了後は、あらた監査法人(PwC Japan有限責任監査法人)や、都内の税理士法人にて勤務。 現在は、地元・富士市・富士宮にて「飯野明宏税理士公認会計士事務所」を運営し、法人税・相続税の両面に強みを活かした専門的なサポートを提供しています。